2025年10月24日
【視察行き先を地図に並べたら九州が圧倒的に多かった】(2025年10月視察を終えて)
今週は、所属する民生常任委員会の所管事務調査(県外の視察)でした。
視察そのものの報告は追って報告書を共有します。
今回の行き先は、熊本市・鹿児島市・堺市でした。
道中、思いました。
「なんか、毎年、西に行きすぎなのではないか…?」
起点が横須賀(=関東)ですから、西に移動することが多いのはまあ当然なのですが、どうも九州地方に行くことが多いように感じていました。
そこで、過去の(1983年から2024年)までの、4常任委員会の視察先を整理し、googleのマップにピン付けしてみました。
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1nHD6HOfQcoVKVCYC3v-XVn5TY70Zvis&usp=sharing
元となるデータが、行き先を記したPDFしか存在せず、中には「長崎」とだけ書いてあるなど、それは市なのか県なのか…という記載もあったため、データ作成にあたって多少の間違いがあるかもしれません。ご容赦ください。
・市町村合併前の自治体名だったものは合併後の市庁舎の座標としています。
・県の施設や、港湾施設、民間施設が視察先だったケースも多少あるため、これらは便宜上、その施設が所在すると思われる市の市庁舎の座標にしています。
・「スタイル:年度」を選んでも、うまくピンが分類されない(特に1998年以前)のですが、解決方法が見いだせず、とりあえずそのままにしています。
・何を視察しにその自治体行ったのか、まではデータ化できませんでした(量が多いのと、平成以前の記録を追うのが大変)。ごめんなさい。
・4常任委員会の名称および所管する市部局は、1983-2024年の間に何度か変わっています。今回は便宜上、おおむね継承されていると思われる流れに加藤独自にまとめています。
※民生:1983-2010民生→2011-2021教育福祉→2022-民生
※都市整備:1983-2010建設→2011-都市整備→2022-都市整備
※環境教育:1983-2010教育経済→2011-2021生活環境→2022-環境教育
※総務:変更なし(所管する市部局は変化有)
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■やっぱり、西に、それも九州に頻繁に行っていた
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データを整理した結果、やはり、横須賀市議会は、西によく行っていました。
それも、九州によく行っていました。
横須賀市議会の常任委員会の視察は2泊3日なので、経由地的に大阪あたりを良く訪れるならばわかるのですが、九州によく行っているというのは、九州に行く目的意識が強くあったということだと思うので、その目的意識がなんだったのかはわからないですが、一つの特徴でした。
逆に、東北地方には、ほとんど行っていないようです。
特に、都市整備と総務は、全く東北地方には行っていないようです。
あとは、長野・群馬・栃木・茨城あたりを訪れる機会が極端に少ないようです。
というか、群馬・栃木・茨城は1回もないです。
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■議員の視察のありかたのヒントになるかもしれない
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今回、地図にして眺めてみたことで、議員の視察のありかたのヒントになるかもしれないなと思いました。
特に、4常任委員会の視察は2泊3日なので、どうしても一筆書きのルート選択に引きずられがちだというのは否めません。
そのため、群馬・栃木・茨城が、選択肢から削られてきたのかもしれません。
これがもし、1泊2日を1回、日帰りを1回など、分割できれば、
群馬・栃木・茨城は日帰りできますから、議会局職員を伴う総勢10数名の視察であってもフットワーク軽く、その時に見るべきテーマに沿った視察がかないやすくなるのではないか?とおもいます。
たまに、突然思い出したように議員の視察での不祥事が新聞に載ります。
議員の視察とは、一般的に見れば、そのような厳しい目で見られているぞ、ということは肝に銘じなければなりません。
他方、様々な価値観を持つ議員が、同じものを見て、議論することの意義はあります。
税金を使って行く視察です。良いものを横須賀市に持ち帰れればと思っています。