26.07.15 Wed
【議員のつくった政策提言案に対して、秋ごろ皆さんから再度ご意見いただけます】(2026年7月14日第14回 若者支援検討協議会)
7月14日、第14回「未来を担う若者支援検討協議会」を開催しました。「議員のつくった政策提言案に対して、秋ごろ皆さんからパブコメのような形で再度ご意見いただく機会をつくり、それを踏まえて1回最終チェックしてから完成版にすること」について加藤ゆうすけが提案し、合意を得られたのが、今回何とか踏みとどまれたかなと感じる場面でした。以下、詳細の報告です。ーーーーー本協議会のアウトプットが法的拘束力のある「政策条例」ではなく「政策提言」にとどまることが多数決で決定してから約2ヶ月。現在は、4月に実施した広報広聴会(意見交換会)での若者たちの声を踏まえ、市長に提出する提言書の文言を詰める作業を行っています。市長に対して法的拘束力の無い「政策提言」という形にとどまり大変残念ではありますが、少しでも有意義で実効性のある内容にするため、細部にわたり議論しました。(その結果、今日取り扱うはずの、提言の【前文】までは議論が及びませんでしたが…。)■今回使用した資料一覧26071402-(資料1)執行部に対して求めていく内容等(素案)https://drive.google.com/file/d/1hiQumNwv6jqlyCkwG-0FmYecm1c591Nx/view?usp=sharing26071403-(資料2)広報広聴会実施報告書https://drive.google.com/file/d/1KjmlP5nFwP82dn4pIN5G8OKP3CyVyI04/view?usp=sharing26071404-(資料3)令和9年3月までに政策提言を行う場合のスケジュール(案)https://drive.google.com/file/d/1MlO2qyMA2xe4J4RKbm0jlU_VwQEhpnjx/view?usp=sharing26071405-(資料4)政策提言の構成案についてhttps://drive.google.com/file/d/1_2MXxrJZr0n8TdjnooOk7CSD1VBcmw0L/view?usp=sharing26071406-(資料5)前文について(委員からの提案)https://drive.google.com/file/d/1rfCDNN2uex4H3PJoEjDPkx4WWJSPChtN/view?usp=sharing■1.実質的な影響力を持たせるための文言修正① 審議会への若者登用へ これまでの議論で、私から繰り返し若者の審議会への登用を求め、広報広聴会の若者からも「テーマ設定などの一番上流の部分の意識化から、そもそも入っていくことが重要」という指摘はいただいていましたが、「専門性が必要だから審議会への若者登用を義務づけるのはなじまない審議会もある」と反対されつづけてきました。(なお、こども基本法11条の趣旨に照らせば、おかしな話だとわかります。審議会の委員へのこども若者参画促進は、こども家庭庁が具体的に例示する方法の一つでもあります。■第11条 国及び地方公共団体は、こども施策を策定し、実施し、及び評価するに当たっては、当該こども施策の対象となるこども又はこどもを養育する者その他の関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。参照:日本財団「こども基本法プロジェクト」https://kodomokihonhou.jp/kodomokihonhou/ ) 今回の議論では、「若者が登用されていない審議会等においては、委員への若者の登用促進について検討されたい」という趣旨の追記について私から提案し、合意をなんとか得られました。 これは、現在若者がいない審議会に対し、委員改選のタイミング等で見直しを迫るための具体的な要求として機能するはずです。 なお、少し古いデータですが、2021年8月時点で、本市の審議会等の委員総数1191名のうち、確実に29歳以下だとわかる委員はたった6名でした。いくらなんでも「専門性が必要だから審議会への若者登用を義務づけるのはなじまない審議会もある」論では、この現状を放置していい理由にはならないと思います。※26071402-(資料1)執行部に対して求めていく内容等(素案)の6ページに該当箇所があります。②前回まとまらなかった「常設の若者の意見聴取会議体設置」の部分は、両論併記で妥結 前回、議論がまとまらなかった「2 若者の声を聴く、若者の声を反映する」の項目における「若者の意見を聴取する会議体を設置する」という部分について、正副委員長案が示されました。 一部の委員が「若者議会など、常設の会議体を作ることが目的化して形骸化する懸念がある」「常設にこだわらず、テーマに応じてワークショップやシンポジウムなどで柔軟に意見を聞けばいい」といった意見を強くご主張されている中ですので、どうやってもうまくまとまらない中、正副委員長案として、何とかして両論を併記する形の文章をご用意いただいたので、今回はこれにて妥結という運びとなりました。抹消されてしまうよりは、よかったのかな、と考えています。■経緯の参考:6月19日回のブログ【私が「常設の若者会議」にこだわる理由】https://www.katoyusuke.net/blog/26070101※26071402-(資料1)執行部に対して求めていく内容等(素案)の4ページに該当箇所があります。■2.専門家よりも「当事者の声」を最優先に 今後のスケジュールの中で、提言書をまとめるにあたり「関係者(学識経験者等)から意見聴取をしてはどうか」という案が正副委員長より出されました。 私からは、私たちが時間を割くべきは専門家レビューではなく、「広報広聴会に参加してくれた若者や、その他の市民に対し、まとめ上げた案を示し、直接意見をもらうプロセス(パブコメに類似した意見公募など)」ではないか?と提案しました。 また、委員長から関係者(学識経験者等)として例示された人物案が若者政策の専門家ではない方だったため、「もし学識経験者から意見聴取をするならば、これまで議会では、末富芳先生や、両角達平先生に若者政策に関するお話を伺っているので、ご両名に打診するのがよいのではないか」と提案しました。 議論の結果、(1)参加してくださった若者へ連絡し、政策提言案に対しご意見をいただくこと(2)市議会が使用しているデジタルツール(twitterなど)を用いて、政策提言案に対し広く市民からパブコメのように意見聴取を行うこと(3)学識経験者等からの意見聴取については、委員長案・末富先生・両角先生にスケジュール等ご都合を伺い、折り合いがつけば、実施することについて、合意することができました。ちゃんと、最終案に対して、皆さんからご意見いただける形にできそうです。よかった。。。若者抜きで若者のことを決めるようなプロセスには絶対にしてはなりませんし、専門知をお借りするならば有意義なものにしたいと思います。■3.次回の最大の山場:「前文」どうなる? 前回の会議で、提言書全体の構成案が示され、全体の基本理念を示す「前文」を設けることまでは、私の提案もあって決まっていました。 この「前文」について、今回、私(会派「一市民」)と自由民主党からそれぞれ案が提出され、議題となりました。 私が提出した前文案には、これまでの議論の核心である以下の内容を込めています。「大人が決める構造」を脱却し、意思決定の段階から若者が参画する常設の場と仕組みを制度として埋め込むことの要求財源確保(予算措置)への努力を要求「本提言書は条例制定に向けた今後の歩みを止めるものではなく、若者政策の実現に向けた決意の表明である」という宣言https://drive.google.com/file/d/13HV0Y1mYnG3qmYtiLhDqsaxykHambrpq/view?usp=sharing次回(8月20日13:30-)の会議では、この前文をどうするかの協議が行われます。若者たちから託された切実な声に応えるため、最後まで議論を尽くしたいと思います。